昨日の支部予選の敗戦について分析してみたい。この資料は、競技志向のお子さんをお持ちのお親御様向けに作成した「親御様向けのサーフコーチング理論」の中からの抜粋です。自戒の意味と、大人の皆様に競技サーフィンについて知っていただければと思います。なので、選手育成のカテゴリーではなく、記録としての分類になります。
6/1(土)スケパー Bポイント(スエヒロ側)午前中は、オフショアの腰から腹サイズでフェイスもあり、午後は、オンショアの膝からももサイズ。クゲヌマサーフボードのPUの5.7のトライフィン。結果は、ラウンド1が、8.83で一位、午後からのセミファイナルが、2.76で一位、ファイナルが、2.10で、3位。ちなみに優勝は、2.70。如何に厳しいコンディションだったかが理解できると思う。全てのラウンド、リーシュをしないでヒートに入った状況を考えても、支部予選、始まって以来のスモールウェーブのセミ、ファイナルとなってしまった。これは、昔なら、ファイナルを次回に残してみたいな話も出来たけれど、2グループに分かれて、公認及び主催試合が立て込んでいるスケジュール上、尚且つ、経費もプラスとなるわけで、延期は、とても難しい。前置きが、長くなったけれど、資料に基づいて敗因分析をしてみたいと思う。この表は、大会において結果を出す為のパフォーマンスピラミッドで自分が考えた資料です。戦術、戦力にフォーカスしたいと思いますが、ざっくり概要を話します。基礎とは、「何故、サーフィンをするのですか?」と言う本質の部分です。ここでは、「仕事を休んで、収入減ってでも、試合に出るのは何故ですか?」と言う自分自身への問いかけです。自分の場合は、自分の技術の確認と子供達に自慢する為です。3位で、全日本に行けないので、子供達は、何て思うのだろうか・・・ダサいって、思うのだろうか・・・こわ。「来年、頑張ります!」と子供達に明るく返そうと思います笑。メンタルは、自分の場合に限らず、選手の基本マインドである、波に一喜一憂しない、どんな波でもベストなパフォーマンスをすると言った平常心のことです。しかし、支部予選は、腰以下でやったことは、なかったので、腰以下のボードは、持っていなく、ただでさせ、小波苦手なのに(これを言うとでかい波が得意なのかと思われるけど、それもそうでもない、せいぜいダブルぐらいが、思い切っていけるレベルではある)腰以下でフェイスがないとなると、正直、もう、お手上げ状態の気持ちだった。フィジカルとスキルは、結果を出す為の両輪だと思っていて、どちらが欠けても、大きな望む結果は難しい。スキル重視で十分勝てるのが、アマチュアですが、カフナの場合のフィジカルは、身体のあちこちが多少痛くても健康であると言った、一病息災のような身体かと思う笑。ちなみに今の自分は、慢性腰痛と首の調子が微妙、左の股関節が軽く炎症気味。身長164cm体重67kgだから、標準体重からは、7キロオーバー。ただ、体脂肪が、15%前後だから、動ける身体は、キープしていると言ったところ。63歳にしては、体力はある方だと思う。
戦略について
ボード選びが、大きなポイントだったと思う。どんな波でも乗りこなせるスキルがあれば問題ないのだけれど・・・。試合で使えるボードは、1本しか持っていなく、それでは、「おまえ、本当に勝つ気があるのか」と聞かれれば、あると答えるけれど、行動が一致していない。フィート前の準備としては、過去に例を見ないぐらい波をチェックした。その結果は、どこにポジショニングしたら良いのかわからないまま、ヒートがスタート。こう言う場合は、回りの動きを見ながら動くに限る、なわけだけど、それはファイナルメンバーは、みんな知った仲だけに、参考になるような参考にならないような、微妙な感じ。そんなわけで、自分は、15分ヒートの8分迄、1本も乗れず、それでは、ダメなんで、動き回る動き回る、でも、波を見つけられず、終了。途中、上がりたくなったけれど、最後まで、しっかりやらなきゃあと思って、4本乗った。1.03、1.07、0.67、0.63で、ベスト2だから、2.10。過去、最低。笑うしかないと言うか、引きつるしかない。
戦術について
図を見ていただければ、色々な要素があるわけだけれど、ウェーブセレクトについては、膝前後の力のない波に乗れるボードスペックではないので、何とか腰位を探したけれど見つけられず・・・テイクオフポジションについては、ピークがどこなのかもわからず・・・、ファーストアクションとハイリスクマニューバー、フィニッシュについては、サーフィンの動きが出来る波ではなかったので何も出来ず、でも、それも実力のなさ・・・、時間配分は、間違ってなかったと思うけれど、前半8分で、1本、波を見つけられたら良かったのだけれど、それは、結果論。「試合を楽しめたか?」と言われたら楽しめなかった、負けたから余計、楽しくなかった笑。負けても、波が良かったから良しとしよう、と思える試合なんて、はぼないのが現実だけれど、来年は、何とかリーシュコードは、ちゃんとして、サーフィンらしい動きが出来るコンディションであって欲しいと願うばかり。
まとめ
次回どうすると言うことだけど、自己肯定感を高めて、来年の支部予選は、初心に帰って頑張ってみようと思う。来年の全日本は、どこで開催するのかわからないけれど、全日本会場でのサーフィンを想像して、全日本キップを取りにいきたいと思う。いつまでも、リップが出来る自分でいたい。長文になりましたが、読んでいただいてありがとうございました!。もし、試合を見ていた方がいらっしゃいましたら、是非、匿名で結構ですので、アドバイスをいただけたら嬉しいです。