運動の適時性

成長期の年齢に応じたトレーニングを行うことを「運動の適時性」と言うのですが、競技サーフィンを例にすると、自分なりに明確なことがあります。それは、年齢に当てはめた「スキャモンの発達曲線」を基本に早熟、晩熟を考慮した体格重視の考え方です。体格を考える時の一つの指標があります。それは、身長が140cm、体重が40kgを越えるまでは、細かいテクニック重視の指導ではなく、身体を大きく動かす身体操作に重きを置いた指導を優先すべきと言うことです。サーフボードの長さで言えば、5.0インチ(152cm)以上のボードを使う迄は、波を大きく使うことを中心にサーフィンを楽しむと言うことです。身体が出来ていないのに、テクニック重視に偏らないと言うことが重要で、それは、怪我の防止となり、スキルの成長曲線を右上がりに加速することに繋がるからです。

ただし、例外があり、ボードコントロール能力が幼少期から明らかに優れている場合とパワーポジションスタンスがしっかり取れている場合は、全く、指導法は、変わり、正に英才教育と言うことになります。

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