中学生になって本格的にサーフィンを始めて、今、中学2年生の夏を迎える白勢太一君。NSAの3級を取得している。将来は、「JPSAのプロになって世界にも出ていきたい!と言う夢を持っている。まずは、自分自身の技量を確認出来る1級取得を当面の目標にする。中学卒業時迄に2級を取得、高校在学時に1級を取得を目指す。来年は、高校受験なので、サーフィンのスキルアップの基礎期と捉え、NSAツアーを回るのは、高校に入ってジュニアクラスからの参戦で良いと考える。どのような高校を選ぶかは、本人の希望が第一だと思うけれど、15年生きてきた中で最初の決断の時だから親御さんも交えて考えて考え抜いて決めて欲しいと思う。高校に入ってからが、本格的に試合に参戦し結果を出す為の準備期に入る。スキルアップと同時に試合でのパフォーマンスを上げる為の高校時代、つまり高校野球、高校サッカーではないけれど、高校サーフィンを全うする時期になる。そして、結果を出していく試合期は、高校卒業からの19歳からが勝負の年となるだろう。高校卒業後、どうするかも重要な2番目の決断の時となる。そして、彼には、このマクロなピリオダイゼーションを上回る成長曲線を期待しているし、彼の真面目さとフィジカルの取り組みを見ていると、必ず結果を出していくのだろうと思う。その背景には、当然のことではあるが親御さんの理解があっての話しではある。以上の結果を出していく為には、出来ないことが出来るようになっていく自分を楽しみながら、自分も彼の成長を最後までしっかり責任を持って見届けたいと思う。