答えは、NOです。ウェイトトレーニングをすることによって成長ホルモンの分泌が多くなり「骨端線」と言う軟骨組織が伸びる。つまり、骨に刺激を加えれば骨は、発達する。wolff(ウォルフ)の法則。従って、トレーニングは、年齢に関係なく早期に始めれば始める程、スポーツパフォーマンスには、優位に働く。
具体的に年齢別に説明すると、小学生でのウェイトトレーニングは、自重負荷をメインとしたプログラムを行うのが良く色々な動作を通じての身体操作(ボディーコントロール)を向上させることがポイント。中学生では、本格的に始まる高校時代に向けての準備期間、つまりフォーム習得が目的となる。また、この時期にウェイトトレーニングの重要性を知ることも、その後の取り組み方に大きく影響する。高校生になると、サーフィンの目標やサーフィンのスタイルがより明確になる時期なので、ウェイトトレーニングの様式も、個々に変化し、徐々に負荷を上げていく時期である。ただし、ジャンプトレーニングなどのパワーを付けるトレーニングは、身体の基礎が出来てから行うべきで、特にプライオメトリック的なトレーニングは、中学生以上からが怪我のリスクが少なく、十分な知識のある指導者の元、行うべきである。高校卒業時には、ウェイトトレーニングの知識と、1人でも、ウェイトトレーニングが出来るスキルを身に付けておきたい。あまりトレーニングを重視してこなかった、お子さんが、いざ本格的にウェイトトレーニングを始めようと思っても、トレーニングの免疫力が備わっていないので長続きしない傾向が起きてしまう。ウェイトトレーニングに限らず、トレーニング全般に言えることだが、将来有望なこども達が、too lateにならないようにしたいものです。スキルはあるけれど、パワーが足りないと言って、トレーニングを始めたのでは、遅すぎます。その為には、トレーニングについての正しい知識を親御さんが持ち、思い込みや先入観で判断しないことです。そして、短期中期長期とビジョンを持っている優秀な指導者を見つけて継続的に指導を仰ぐことです。
タイトルの問いかけに戻りますが、以前、自分の教室でも、親御さんが、「トレーニングをして、家の子は、背が伸びなくなりませんかね」とたまに聞かれました。結論は、出ています、みんな、大きくなっています笑