サーフィンアナリスト

今回のパリオリンピックの結果を受けて、サーフィンアナリストがいたら、どんな見解を述べるのだろうか。サーフィンをやったことのある経験者は、あの波に乗るだけでも凄いと思っているし、めちゃくちゃソリッドの波に突っ込んでいった技術と気合いに痺れたはず。ワイプアウトしたら、自分なら「死んでいるなあ」と思ったはずだし運良く死なないまでも、かなりの重症を負うことは、サーフィンをやったことのある人ならリアルにわかるだろう。そもそも、ブルって、ビリって、あの海に入りたいとは思わないだろう。サーフィンをするのに、超一流のサーファーがヘルメットをすると言うことが、どれだけ、あの場所が危険かが想像出来る。コナーさんのあの突っ込みは、もうそれだけで、100点満点なわけで、本当に肝っ玉すわってんなあ、と言うか鬼気迫るパフォーマンスだった。一方、サーフィンを俯瞰的に見ている人達にしてみれば、「メダル取れなかったね」と思うだけなんだろう。サーフィンは、お家芸の柔道のような厳しい論調はなく、誰も、サーフィンの結果に対する分析や将来への展望について語る人はいない。それは、今の時代、へたなことを言うと誹謗中傷が、もれなく付いてくると言うこともあるだろう。じゃあ、自分は、と言うと、それほど見られていないブログの中て、吠えたところで、全く影響力はないし、忖度もないので、私見を述べたいと思う。

メダルが取れなかったことを敗因とするなら、取れなかった、その理由は、残念ですが、わかりません。申し訳ないのですが、考えても考えても、わからないのです。稲葉選手のチューブにもっと点が付いて、マニューバーとのコンビネーションだったら、とか、カノア選手の波回りが良かったら、とか思いますが、ポジショニング?波のセレクト?が問題だとしたら、それは、結果論に過ぎないのです。技術は、十分にメダルを取れる、金メダルを取れる選手達。だとしたら、メダルを取れなかった理由があるなら、何なんだろう・・・。わかんねぇなあ。本当にわからん。わかる人がいたら、教えて欲しい。ここで、数字に強いサーフィンアナリストがいたら、データを基に分析して欲しい。試合の内容についての論評ではなく、ロジカルに考えるとどうなるんだろうか・・・わからないままに4年後を迎えることになるのかな。試合結果分析なくして、ロスオリンピックの強化策は、語れないし、具体的な施策も出てこないのではないのだろうか。結果論では色々言えるけれど、それは主観的な感想でしかない。まずは、データの構築と言うことなんだと思う。どのような数字を持ってきて分析材料とするか、オリンピック競技サーフィンは、益々、変わっていくのだと思う。ロスオリンピックが楽しみだなあ。

話しは、変わって、ファイナル予想だけれど、女子は、全く、わかりません。本命のフィエロさんが敗退し、カリッサさんも負けてしまったので、個人的には、ブリサ・ヘネシーさんかな。男子は、もう身体が、バキバキの、メディーナさんですね。1年前のSNSにアップされてた時は、ウェイトトレーニング初心者のようだったけれど、いきなり、扱う重量もヘビーウェイトになり、それに伴って、体は、もう、金メダルです笑。さあ、結果は、如何に・・・。

コメントを残す